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「日本人向け詐欺、増加傾向に」

【オーストラリアでの中古車個人売買において店舗や保証・ライセンスを持たない違法ディーラーによる被害が多数報告されています。】


オーストラリアは言わずと知れた中古車大国。多くの人々が車を売買する中で、近年正規のディーラーを装った悪意の個人や、店舗や在庫を持たずに格安の車を保証無しで売っている個人による被害の報告が相次いでいます。特に、日本人においてはブログやFACEBOOKコミュニティーなどが被害発生の中心で「オーストラリア現役整備士が車探しのお手伝い」という文言や「代行」「代理出品」「Facebookでの中古車購入の交渉から名義変更まで○○○ドルで手伝います」「ディーラーより安い」などと謳い数百ドルの手数料を払うだけで程度の良い格安車を手に入れられるとワーキングホリデーの方々や留学生を錯覚させる広告や誘導ブログが多く見られます。

 

基本としてオーストラリアでは個人・法人を問わず1年間に4台以上の車両を販売・委託販売・仲介等する場合はカーディーラーとして各州政府から認定を受ける必要があります。

適切に州政府に登録されている業者はカーディーラーの資格を取得するだけではなく、人物審査、適切な事業用地、その他保証ができるだけの一定の資金の証明など様々なものが要求されておりそのような業者から購入することは消費者として一定の保証を得ることができます。しかしながら、個人売買ではそういった国が定めている消費者としての最低限の権利すら受けられなくなります。

 


また、オーストラリアで40年以上発行されている日系最大のメディア「日豪プレス」では近年の相次ぐ中古車の個人売買問題により2022年に日豪プレス掲示板の規約が変更され、

日豪プレス掲示板上での中古車の個人売買は完全に禁止となり現在も【ガリバー】【ワイズジャパン】などの州政府から公式に認定を受けた企業のみ掲載をし、多くの消費者が不利益を被らないよう大きな買い物である中古車は個人売買ではなく正規ディーラーから購入することを推奨しています。

 

オーストラリアでの車購入は、多くの方々にとって小さな買い物ではありません。個人売買はいっけん安く買えるように思えますが、金額が高額なだけに格段にトラブルが多く、本来であれば受けられるはずの保証もありません。また知識のないと解決できない問題ばかりですのでオーストラリアでは個人売買をするべきではないといえるでしょう。

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